仏滅や赤口の合格祈願は不吉なのか?お参りに行く日柄や運勢の影響

2021年11月7日赤口,仏滅

仏滅 赤口 合格祈願

受験シーズンが近づいてくると、合格祈願に行く人が増えてきます。

受験という大事な試練を乗り越えるためにも、ぜひ縁起の良い日に神社に行きたいものです。

ただ、合格祈願に行く日が仏滅赤口などの縁起が悪い日だと、不吉なのではないかと不安になる方もいるでしょう。

合格祈願に行く日柄はどう選べばいいのか、ぜひこの機会に知っておきましょう。

仏滅・赤口と合格祈願について

仏滅・赤口と合格祈願について

仏滅・赤口の参拝は縁起が悪い?

その日の吉凶を示す六曜は、大安・友引・先勝・先負・赤口・仏滅の6つです。

ほとんどの場合、仏滅は6つの中でもっとも縁起が悪く、赤口はそれに次いで悪いとされています。

【仏滅とはどんな日?】
・運勢は「万事に凶」
・何事も遠慮するべき日
・勝負事はなしの日
・お祝い事は避けるほうが良いとされる

【赤口とはどんな日?】
・やることなすことすべて凶の日
・火事や怪我に注意が必要な日
・お祝い事は大凶

とくに仏滅は勝負事に不向きな日であるため、受験とは相性が悪いと避ける方もいます。

しかし、こうした運勢とは関係なく、仏滅や赤口の日に合格祈願に行ったとしても何ら問題はありません。

その理由は、六曜と神社の間には何も関係がないことにあります。

六曜とは、もともと中国で生み出された吉凶占いが、14世紀頃に日本に伝わってきたものです。

六曜では日ごとに吉凶が決められていますが、これは陰陽道や道教などをベースに考えられており、日本の宗教に由来するものではありません。

つまり六曜は、日本固有の宗教である神道とは何の接点もないのです。

たとえ六曜で縁起が悪い日であっても、神道では何の変哲もない普通の日に過ぎず、運勢が悪いなんてこともないわけです。

それに、日本の神様のご利益は、異国の占いの運勢で上下するほどやわなものでは決してありません。

六曜と神道の関係については、神職の方も以下のように述べています。

一般的に神社(参拝および祭事など)と六曜は何ら関係ありません。
仏滅だからお参りに向かない、お祭りを控えるというのは必要ありません。

出典:大野湊神社

つまり、合格祈願に行く際には、仏滅や赤口を避けたりする必要はまったくないのです。

六曜は気にせず、ご自分の好きなタイミングで合格祈願のお参りに行くのがよいでしょう。


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六曜は仏教には影響するのか?

合格祈願は神社ではなく、お寺に行くという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、お参りに行くのがお寺であっても、やはり六曜の運勢を気にする必要はありません。

なぜなら、六曜は仏教とも無関係だからです。

仏滅は「仏が滅ぶような大凶日」とされているため、そこから六曜=仏教由来だと誤解している方は多いと思います。

仏滅は、もともとは「虚亡」や「空亡」という名称であり、「全てが虚しい」という意味から転じて、いつしか「物滅」という名称に変化していきました。

そして、これがさらに「仏の功徳もない日」という意味に変化し、そこから転じて「物→仏」へと漢字が変わっていきました。

しかし、この仏の字はただの当て字であり、「仏が滅ぶ」という意味も、「仏滅」という字面から生み出された後付の設定でしかありません。

ようするに、時代の流れの中で六曜に仏教要素が混じっただけであり、本来の仏教とは何の関係もないのです。

そもそもな話をすれば、お釈迦様は「占いに頼ると人生を誤る」として、占い自体を禁止しています。

神道と同様、お寺に行く際も六曜を気にする必要はないので、合格祈願は都合の良い日時を選んで行けば問題ありません。

赤口とはどんな日か?意味や読み方・時間帯による運気や由来について


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合格祈願で気をつけたいこと

合格祈願で気をつけたいこと

冬の参拝は体調管理を万全に

受験シーズンは合格祈願に訪れる人が多く、神社によっては非常に混み合うことになります。

人が多い場所に行く以上、インフルエンザや風邪をうつされるリスクを避けては通れません。

合格祈願で勉強に支障が出ては本末転倒なので、防寒具やマスクなどの対策は万全にしておきましょう。

また、なるべく人の少ない日を選んで参拝するのも良い方法です。

参拝する時間はいつがいいのか?

神社への参拝は、朝方や午前中などの早い時間帯に行くのが良いとされています。

その理由としては2つあります。

1つ目は、朝の厳かな時間の方が自分の祈りと真摯に向き合えるため。

2つ目は、人のあまり来ていない時間帯の方が、神様へのお願いの数が少なく、自分の願いや祈りがより早く神様に届くとされているためです。

夕方や夜の参拝でも何も問題はありませんが、朝の方が何かと縁起が良いということを覚えておきましょう。

なるべく本人もお参りに行こう

合格祈願には、本人が直接お参りに行く場合と、親や家族などが本人に代わってお参りする「代参り」があります。

どちらであってもご利益は変わらないとされていますが、やはり本人と家族の両方で参拝した方が、より神様に願いが届きやすくなるでしょう。

受験シーズンは何かと多忙ですが、神様にお願いする以上、しっかりと時間を作って受験者本人が参拝に訪れるのがベストです。

本人の努力があってこその神頼み

合格祈願は確かに大切な行事ですが、あくまでも合格を成し遂げるのは本人の努力です。

やれるだけのことをやってこそ、神様のご加護があったり、運が味方してくれる可能性が出てきます。

合格祈願をしたからといって慢心せず、最後まで自分にできることをやりましょう。

受験生の親御さんは、彼らの頑張りを信じて最後まで応援してあげてください。

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まとめ

仏滅や赤口はたしかに不吉とされる日ですが、実際には神社やお寺とは一切関係がありません。

合格祈願でこれらの日を避ける必要はないので、都合の良い日に参拝すればOKです。

行く日付にこだわるよりも、お参りに行く神社を選んだり、防寒対策に力を注いだほうがいいでしょう。

自分の力で成し遂げるという強い決意を忘れず、しっかりと合格祈願を済ませたうえで、万全の態勢で試験に臨みましょう。

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